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忘れかけながらも、レンタルしたDVDの感想などを綴ってみる。

●スーパーサイズ・ミー
淡々としたドキュメンタリー

…を装いながらもその実、ノンフィクション・コメディ・ホラーな作品

テーマは明瞭で「ファストフードはホントに体に悪いのか?」という一点に絞られたモノ。
世界的に有名な某「黄色いM」のメニューのみを一週間食べ続ける様子をレポートする。

「ファストフード」というくくりでありながら、一社だけに的を絞るのは単に攻撃目的なのでは、
という疑問も感じたが作品内で言及されていた
・アメリカ国内での訴訟19歳女性2人がM社を相手に『肥満や生活習慣病への危険性を予測できたにもかかわらず警告しなかった』として損害賠償要求
・給食産業への利益重視の参入
・子供目当てと明らかに分かるファストフード“すり込み”
などを考えれば、M社に絞ったほうがインパクトは大きいと見込んだのかもしれない。
…まあ、M社は圧倒的に有名ですしね。

ファストフードを食べ続ける、ということそのものには限度を超えて食べまくる、
という、一種低レベルなバラエティー的自爆要素を感じたので、なんとも言い難い。
そもそも、どんな食品であっても摂取を過剰に続ければ身体的な害を及ぼすのは誰が考えても明らかである。
もとが体にいい食べ物であったとしても。

それを差し引いて考えても、この作品を見ると考えさせられることはまだあると思う。
例えば、上に上げた子供に対する教育の問題。
日本ではやっと「食育」、つまり、自分が口にする食べ物をきちんと選択し、
その効果や来歴を考えることによって自己管理や健康管理の大切さを学ぶという教育。
ただ単に、おいしくかんじるから、手に取りやすいから、という理由で
安易に食事をとり続けることが自分にとって害になる事を教えるのは
親は一番身近であるし責任もあるから当然の事ながら、
社会全体で教育を見直そうという動きである。

それが、アメリカの場合は深刻な社会問題に発展するほど酷いのだ。
まず、日本では学校給食というものがあり、栄養士が管理したメニューの元
バランスのとれた食事を取ることができているが、
アメリカではそれをカフェテリア方式にし、供給されるのは
ファストフード産業が用意した冷凍食品の添加物たっぷりの
高脂質、高塩分、高糖分の偏った食品ばかり。
食べている子供からは「野菜?ポテト食べてるからいいじゃない」という
おどろきのコメントが当たり前のように発せられる。
飲み物は炭酸飲料や清涼飲料水ばかり。

企業側は「子供自身で選べるようにしている」とはのべているが
野菜サラダとフライドポテト、チョコチップクッキーなどのスナック菓子や
フルーツジュースとコーラなどを並べてみたところで、
子供はほぼ間違いなく、お菓子や炭酸などの「口当たりのよい」ものを選ぶことになるだろう。

その結果、伝統的な“家庭の味”や野菜そのものの味に対して鈍感になり、敬遠する原因となっていることはほぼ間違いない。
また、子供向けのオモチャがついたセットや、プレイランド、
テーマパークへの進出などをあわせて考えると、
映画の中で言われていた事以上に悪意を感じざるを得ない。

まったくもって、背筋が寒くなる話。
ああそう考えると、M社のフライドポテトを食べるとじんましんが出る「自動食物判別機能」のついた身体で良かったかも?!ww
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2006.03.19 | オールメディア鑑賞記 | トラックバック(0) | コメント(0) |












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